熱交換器(多管式、プレート式、2重管、銅チューブ、投げ込み式など) |
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● 多管式の問題
多管式(シェルアンドチューブ)とくに固定看板タイプでは、シェル側の洗浄が問題となります。チューブ内面の洗浄は高圧洗浄でも洗浄が加納ですが、シェル側が固定されているため洗浄が難しい現状がございました。汎用性洗浄液では洗浄が難しい汚れも、ダあイナミックデスケーラーで解決された実例が報告されています。
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とくに、圧倒的な洗浄能力と速度、洗浄後の水洗いのみで中和剤の投入の必要が不要なこと=プラント復旧時間の短縮につながります。廃液の扱い易さなどが、さらにお客様の負担を削減しているようです。
従来行われているチューブ側の高圧洗浄では、養生、ジェットによる変形、母材への微細な切削による減肉効果、作業時間、費用などが問題でありますが、このチューブ側へのダイナミックデスケーラーの適用も十分可能となり、開放せずに循環洗浄が可能となりますので、ガスケットの開放にかかるリークテストや保持時間が不要となります。(事前にサンプル液で材質テスト、汚れの溶解テストをされてからご利用ください)
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● プレート式への適用
プレート式熱交換器に使用されるステンレスやチタンの薄板では、洗浄液による腐食にもっとも気をつけなければいけない機器の一つとなります。標準設計時より圧力損失値が高い構造ですので、内部の汚れが付着してしまうと、さらに圧力損失値が高く、ポンプ負荷が急上昇してしまう現場もございます。
ダイナミックデスケーラーでは、その圧倒的な洗浄速度と低腐食率で母材への影響を最小限に抑えます。
(NBR,EPDMなどのゴム製ガスケットへの影響ももんだいありません)
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● 銅ブレージングプレート式への応用
銅ブレージングプレート式などでは、汎用洗浄液では長時間の洗浄+胴を強烈に溶解してしまうため、実際には洗浄ができませんでしたが、ダイナミックデスケーラーの登場で、チラー用コンデンサーなどの開放冷却水への適用も可能となります。
特に小型ブレージングプレートの洗浄ユニットは、MDI-CIP装置により洗浄時の圧力損失、流量を計測することで洗浄結果レポートの提出も可能となります。
従来の一定時間洗浄をするだけでOKとするだけでなく、洗浄効果も報告できるシステムです。
(コンデンサーにおける高圧冷媒側の汎用洗浄液との洗浄結果比較もデータがございます)
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● 洗浄+最新プレート設計による省エネ化提案
したがって、従来の大型多管式からブレージングプレート式へ転換することで、チラーシステム全体の省エネ化も夢ではありません。
チラー専用の最新銅ブレージングプレート式熱交換器とその使用方法なども併せてご提案させていただきます。
(事前にサンプル液で材質テスト、汚れの溶解テストをされてからご利用ください)
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● 2重管・銅チューブなどへの適用
チラー設備、ビル空調、急騰などに多く使用されている銅チューブパイプですが、薬液洗浄をすることが腐食と洗浄効果の問題で非常に難しくなっておりました。(腐食を抑えるため、10倍希釈で使用すると、スケールが落ちない、それでも腐食してしまう)
ダイナミックデスケーラーで、この銅チューブを洗浄が可能となり、実際に大手ビルメンテ会社様の採用も決定しております。
従来落ちなかった経年でのスケールが、洗浄可能となりました。
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● 投げ込み熱交換器への適用
温泉や、腐食性環境で多く見られるステンレスやチタン製投げ込み熱交換器の洗浄も可能です。
(事前にサンプル液で材質テスト、汚れの溶解テストをされてからご利用ください)
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